地球カレッジ・一周年記念スペシャルライブ
辻仁成とパリ市内大型オープンバス・ツアー&ライブ
「シャンゼリゼ大通りで、オーシャンゼリゼを大合唱!」
ボーカル・アコースティックギター:辻仁成
バイオリン:Mario Forte
キーボード:Eric Montigny
パーカッション:Jorge Bezerra Junior
2021年10月4日(月)20:00からONLINE Match-ing!/Meets!にて生配信があった。現地時間13:00から。
この日は辻仁成の62歳の誕生日。おめでとう!
パリの名所をバスで巡る
オープントップの2階建てバスの上でライブ演奏&パリ市内の観光名所を紹介するライブ。
まぶしいほどの晴天で緑が美しい! 10月のパリは肌寒いみたいで、全員長袖で、辻仁成は長袖の多分ジャンパーに、多分木綿のマフラーという服装。
コースはアレクサンドル3世橋を出発して、コンコルド広場からシャンゼリゼ大通りを進み、凱旋門のまわりを一周。オペラ座、ルーヴル美術館、ノートルダム寺院、エッフェル塔までパリの名所をぐるっと巡った。
凱旋門で「オーシャンゼリゼ」
シャンゼリゼ大通りは道そのものより周囲が広々としていて、美しい。一方オペラ座の近くの方は、古めかしい建物に、鋭角に交差する道路が、古い街ということを感じさせる。
凱旋門はクリストの企画した布で包むインスタレーションの撤去作業の途中で、背面はまだ布が掛けられていた。晴れていて「オーシャンゼリゼ♪」がよく映える。
工事中の建物や、月曜日ということでイベントの撤去中のところが多いな。いつも工事中の街なのかも。
ルーヴル美術館の建物を車でくぐったのにワクワクした。外から見たことしかないけど、こうなってるんだ!
エッフェル塔の真下で歌う
車は工事などで封鎖中の道が多いせいか渋滞気味で、予定時間をオーバーして2時間半で、エッフェル塔まで到達した。
電波は5月のセーヌ川と違い良好。全部切れてしまうことはなく、1秒くらい固まる程度だった。自分だけ1時間に1度オフラインになるのは仕様?
演奏は最初と最後が中心で、中ほどは観光のあいだに曲。揺れて大変なようだった。バイオリンが「おら死んじまっただー♪」みたいなコミカルな音を弾いていて、面白かった。ギターのエフェクターみたいなこと?
パリに行った気がする配信
実際にパリをうろうろしたみたいな気分になる配信だった。
配信はリアルと映像作品の中間と思っているのだが、音楽ライブはリアルに近い参加体験、一度参加してみたオンラインツアーはマニアックなTV番組という感想。
それからするとこの配信は観光も含めてリアル寄りだった。ドライバーさんが通れる道を探して頑張ったり、友人やシャンパン会社の社長さんが乗ってきて宴会になったり、という迷走ぶりがリアル観光っぽいのかも。(社長さんのコルクの抜きっぷり、注ぎっぷりもちょっとすごい)
パリに行って、勝手の違う人々にキョトキョトしている気分になった。
とにかくパリは美しい。5月のセーヌ川と合わせ、パリの地図をつくづく眺めて、詳しくなった気がした。
配信カメラともう1台のカメラの完全編集版に差し替えられたらもう一度見たいと思う。