esq(三谷泰弘)の配信弾き語りライブ「esq 90 minutes Livestream 21/09」を2021.9.19.に観た。配信は9/19の夜から9/27まで。
下の方にネタバレを含む感想があるので、ご注意ください。
スタジオでピアノやキーボードの弾き語りを事前収録し、編集した90分強の映像を公開するというスタイルで、3カ月に1回配信されている。
前回はこちらで、次回は12月。
オープンエアで気楽な空気
外が見えるスタジオで、それだけで開放感があった。背景は小雨の住宅地だけど。
(キーボードが外が見える場所で、ピアノは今までのスタジオで収録したのかな?)
オープンエアな空気と、1曲ずつ独立させて映像を作っているクリップ集のような作りで、すごく見るのが気楽な感じだった。配信にはよく合っている気がする。長時間のライブに集中するのは配信という環境だとちょっと重いときがある。
(ちなみに音声だけで聞くと完全にライブ。二度おいしいのでお試しあれ)
映像がどんどん進化を遂げていて、今回はどなたかサポートした人のクレジットが出てくるかと思ったほど。その辺も緊張感が薄くなった理由かも。
配信ライブ5回目でもうこのレベルなのかとちょっと感動した。活動の制約がある間に、映像や配信の技術を獲得したということ。
ほかに好きなアーティストもDTMを使いこなせるようになっていて、みんな努力してるんだなあと思うと我が身を振り返って反省する。
おしゃれなカバー曲と土岐さんの思い出と
カバー曲が本編16曲中5曲。明るい曲が多くて、三谷さん満面の笑顔。
多重コーラスのそれぞれのパートの画像は、音の構造がよく分かってすごくいい。
今年亡くなった土岐英史さんに捧げるコーナーがあった。思い出話と、京都RAGなどで演奏していた曲2曲。
多分Saxで演奏されていたフレーズを歌う声に、思いが伝わってきた。土岐さんを生で見たのは2回だったけど、柔らかくてやさしい音を思い出す。
とにかく良かったのは「黄昏のビギン」。すごくおしゃれなカバーだった。もっとエモーショナルに歌う人もいると思うけど、スタイリッシュに徹したカバーで、そういう持ち味なんだなあと改めて思った。
セットリストは↓こちら↓