波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

「ジェゴグ ”スアール・アグン” を応援しよう!『2021年9月26日』バリ島ヌガラからプレミアライブ配信」

2021.10.18.(土)ウブドTVの有料配信「ジェゴグ ”スアール・アグン” を応援しよう!『2021年9月26日』バリ島ヌガラからプレミアライブ配信」をアーカイブで観た。

インドネシア・バリ島のヌガラからのジェゴグの演奏の中継で、2曲はバリ舞踊が踊られた。

ジェゴグというのは竹ガムランといわれるが、よく観光地で演奏されている木琴みたいなリンディックの穏やかな音色とは違い、大型の木琴みたいなのがずらっと並んで迫力がある。13台くらい✕2組かな?

スアール・アグンは来日公演などもする有名なグループで、20年くらい前に日本で観たことがある。中心人物が亡くなって最近は活動できていなかったらしい。しかもコロナ禍で、楽器の維持費などを支援しようということで、現地からの中継があった。

演奏は全部で7曲。全体で一つの曲を演奏するものと、2組がそれぞれのフレーズを演奏して対抗するものがある。

一つの曲を演奏する場合にはざっと2つの音程を多くの楽器で重ねていると思われ、大勢で奏でるズレなどが大きなうねりを作る。陶酔感が魅力。

対抗演奏だと2組の音がぐちゃぐちゃと混ざり、叩きまくる高揚感でテンションが上がる。

トランスして乱闘する人が3人出たが、ホールで見たときに感じたお約束感と違い、緑濃い屋外での演奏で見ると、実際にトランスしやすいような精神状態で演奏しているのかなと思った。頭を空っぽにして音に委ねているというか。

聞く方にとっても、仕事のBGMなどで集中したいときには、こういう陶酔系の曲はいい。最近のお気に入りのアイヌ音楽のウポポなどもマインドフルネス的効果を感じる。(個人の感想です)

見たのはHD(高画質)バージョンという編集版。生配信の映像は相当粗かったようだ。生配信ってたくさん行われているけど、意外と難しいんだな。高画質バージョンは2週間くらい待ったがしっかり見られた。

動画の窓からバリにつながっているような不思議な気分だった。