波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

パルコ・プロデュース 三谷版「桜の園」パルコ劇場

作:アントン・チェーホフ、翻案・演出:三谷幸喜、出演:浅丘ルリ子、神野三鈴、藤井隆ほか
6/24(日)昼公演を観た。三谷幸喜初の海外戯曲の翻案(だったかな?)で、チェーホフが喜劇と銘打っているのでもっと面白くなるはずというのが上演理由らしい。確かに笑いが多かったと思うが、意外にストーリー通りだった。チェーホフの舞台はなんだか分からない小ネタが多いが、それが笑いに消化されていたのが素晴らしい。そういう意味ではホントにもともと笑いのための場面なのかも。つっかえる部分がないので、すっきりして短く感じた。近代への大きな転換期、古い時代をあざ笑って、新しい時代への期待を歌い上げる喜劇だったのだろう。今は新しい時代への期待がまぶしく感じられた。