作・演出:マキノノゾミ、出演:佐々木蔵之介、岡本健一、篠井英介ほか
7/27(土)夜の回を観た。男5人による渋めの題材の芝居とあって前売りは良くなかったようだが、席はあらかた埋まったようだった。マキノノゾミ色の濃くないオーソドックスな作り。商業演劇で把握した観客の想像力に寄り添い、シーン展開がとても分かりやすい。平賀源内と杉田玄白が友達だったというのはどこまで史実なのか分からないが、天才の孤独を見せる秀作だった。今なぜこの題材を選んだのか興味深い。
篠井らの女役などあり華やか。パルコ劇場40周年企画はスタッフの目利きを感じさせる名手の作品が並んで素晴らしい。まだまだ通います。