波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「海の道ジャランジャラン 博物館でアジアの旅」東京国立博物館

namiuchigiwa2018-09-17

「海の道ジャランジャラン 博物館でアジアの旅」という東京国立博物館で開催されている展示のイベントで、ワヤン・クリを観た。9/14(金)11時の回を目指して行ったが満席。13時の回は12:15頃に一杯になった。常設展の料金だけだし、2日x2公演だから混むのかな。これ目当てで来たと思われるグループの年配男女が多かったが、文化サークルとかのお仲間なんだろうか。
ワヤン・クリの演目は「ビモの羊膜」。出演:スミリール、会場:表慶館。ジャワの人形影絵芝居。人形遣い(ダラン)のスミヤントという人はインドネシア出身で2006年から日本で活動しているそうで、日本語での上演だった。ふんだんに盛り込まれる親父ギャグの笑いが、インドネシアですごく笑ってるのはこういう感じなんだなあと体験できて嬉しかった。影絵が見える側から観たが、人形遣い側からも鑑賞できるので、どんな風に操っているのか見てみたい。実際の客席との距離も近いし、終わった後は取り囲んで質問状態になっていて、すごく距離感の近いイベントだった。ガムランは普通の曲が演奏できればワヤンもできるんだろうか。
展示は東洋館の常設展の一部としてワヤンの人形やバティックなどを展示。ほかにもイベントがあって楽しそう。ついでに4つある展示館を全部歩いて見たが、ものすごく広い! 見て回るだけで5時間かかった。平日だし空いてるので、写真を撮ったり、参加型の展示はもれなく参加(アジアの占いとかあった)、1日まるごと暮らすにはいい所だと思う。