波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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第22回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「翔ぶ鳥 光る森」阿佐ヶ谷神明宮境内 能楽殿

2023.8.5.(土)阿佐ヶ谷バリ舞踊祭2日目。

この日はバリ島・プリアタン村から来た踊り手が出演するので混雑するかと思われたが、昼間は雨が降ったり止んだりの天気だったからか昨日と大きな変化なし。開演10分前に着いたので当然席はなく、第1部が終わったところで椅子席を確保した。

観客は、バリ舞踊を習っている人、阿佐ヶ谷七夕まつりのついで、バリに旅行したことがある人など、多彩。見渡すと観客の数にびっくりする。ウブドの本場の公演より多いんじゃないだろうか。

第1部の演奏はスカル・ジュプンによる生ガムラン

1. ガボール 花撒きの歓迎の踊り

2. スカル・ゲンドット 器楽曲

3. テレック 精霊(テレック)と魔物(ジャウック)・プナンプラットの決着のつかない戦い。テレック大好き。ジャウックが出てくるあたりからの警戒警報みたいな音はテンションが爆上がりする。

4. レゴン・クプクプ・タルム

第2部はこの1演目のみ。蝶のレゴン。飛ぶしぐさがあったと思う。

第3部は[Peliatan Rejendary]と題して、プリアタン村からの踊り手によるステージ。

5. タルナジャヤ

3人の女性が踊る若き勝利者の踊り。写真で見てもぴったり揃ってる。

6. レゴン・ラッサム・ラナン

男性によるレゴン・ラッサム。昔はバリ舞踊は男性のみが踊るものだったそうで、こんな感じだったのかな。ごっついチョンドンには一瞬引くが、ガルーダの戦いの場面は大きく跳んで躍動感がある。ここから演奏はスニ・サリ・プリアタンによる生ガムラン

7. クビャール・ドゥドゥック

白髪のレジェンドのこの妖艶さ! 創作した天才舞踊家マリオに直接習ったそうで、おいくつなんだろうか。意外に大人数でのツアーで、今回の日本訪問の主目的は何だったのかがとても気になる。

屋台は今年はカフェ・バリチャンプルのみ。昨日2回目の休憩では売り切れていたので、1回目の休憩でミーゴレンとサテ・リリッとテンペ・ゴレンをいただいた。

屋外で3時間を過ごし、今年も夏を乗り切れる気がした夜だった。

過去の阿佐ヶ谷バリ舞踊祭の感想はカテゴリー:バリ舞踊(以下リンク)からどうぞ。

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