2020.1.12.(日)「東京キャラバン in 北海道」のライブ中継を見た。
会場は札幌市のモエレ沼公園ガラスのピラミッド。実際にガラスでできたピラミッド型の建物なんだと思う。
公演は1月11日、12日の各2回、合計4ステージ行われ、その最後の回がインターネット配信で中継された。
野田秀樹が構成・演出ということで、とても楽しみにしていたのだが、配信の(送信側もしくは受信側の)トラブルで全部は見られなかった。
全編動画配信を期待しつつ、記録だけしておくことにする。
朗読の後の部分が見られなかったので、感想は断片に対するもの。
この日のメインキャストは木村カエラ。歌や朗読で求心的な役割を果たしていた。
それに、アイヌ古式舞踊、琉球舞踊、江差追分、男鹿のなまはげがクロスオーバーしながら交じり合った。アイヌ古式舞踊の歌のフレーズがとてもやさしい。
骸骨のような手を操る人、後ろのスクリーンには影絵で描いたり消したり、構成要素が多くて雄弁。
途中で出てきた魚は禍々しくてかなり怖い。色とりどりでキラキラしていた。
この波を表現したあフラフープ+フィルムでできたような泡や、サンバ調の曲、そしてアイヌの踊りなど、これまでの東京キャラバンで出てきたモチーフが盛り込まれていた。
特に2015年の駒沢オリンピック公園の試演のモチーフの印象が強く、練り上げられてここに至ったことが感じられた。
いよいよ2020年。東京キャラバンは夏に向け、どのように盛り上げていくのだろう。配信はトラブルが多いので、できれば足を運んで見たいなあ。
これまでの東京キャラバンの感想記事はこちら。