波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「神々の遊ぶ庭」阿佐ヶ谷神明宮境内能楽殿

namiuchigiwa2015-08-17

8月2日(日)2日目。この日はかたつむりと出掛けた。着いたのは30分前位?で芝生のゴザがないスペースに敷物を敷いて確保。天気予報からすると奇跡的にこの日も降らなかった。1曲目は傘を持つ人々の踊りで「トゥドゥン・アグン」。2曲目は「ゴパラ」。ユーモラスだけど記憶ほど可笑しくなかった。3曲目は「タリ・ワルナ」(写真)。素敵な恋人2人のシーンが現代的。4曲目は「クビャール・ドゥドゥック」。男性による、女性の男踊り。この倒錯感がものすごくバリっぽいと思う好きな踊り。第2部は「バリ島の歌芝居アルジャより器楽曲、女官チョンドンの登場楽<パンクール>、王妃ガルーの登場楽<アドリー>」。生演奏で歌芝居。歌っているほかは普通のバリ舞踊とそれほど違わないが、日本でアルジャをやっている人がいるということが驚きだった。第3部はガムランが入って古典舞踊の有名曲を4曲続けた。花撒き「パニャンブラマ」、男性舞踊「バリス・トゥンガル」、女性の男性舞踊「マルガパティ」、THEレゴン「レゴン・ラッサム」。「レゴン・ラッサム」はなんとフルバージョンで、長かったのだと思うが引き込まれて観た。古典舞踊はドラマティックで見応えがある。有名だから知っているというのもあるが、発想だけじゃない深みがあって高揚して観た。意外に毎年こんな展開でもいいんじゃないだろうか。