波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「しじまを揺らす鼓動」阿佐ヶ谷神明宮 境内 能楽堂

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2019.8.3.(土)かたつむりと出掛けた。16:30到着、今回はまだ席に余裕があった。かなりの待ち時間になる鉢の木のかき氷もこの時間はまだ楽勝。

阿佐ヶ谷バリ舞踊祭も18回。今回は世代交代を感じさせる出演者とプログラムだった。

第1部は祭りの群舞「ルジャン・レンテン」から始まった。次はジャワ舞踊をジャワガムランとゆったり踊る「ラントヨ」。長く引いた裾の足さばきで花を蹴り上げるのがジャワ舞踊っぽい。「トペン・ニッコー」はコミカルな3人の仮面舞踊。仮面の顔が既におかしい。

第2部は5人で一輪の花を表現する「スカル・ジュンピリン」、勝利した若武者の2人舞「タルナ・ガンドゥルン」、ダルマ☆カンティの竹ガムランの演奏で、創作器楽曲「グリーン・グリーン2019」と創作音楽舞踊「おひさまをほしがったハヌマン」(写真)。タルナが格好いい。

第3部はスカル・ジュプンの生ガムランの演奏で、「バリス・トゥンガル」「レゴン・ラッサム」「マヌック・ラワ」の3曲。前2曲は小学生。バリスは7才の男の子ということで、可愛らしくて客席は大盛り上がり。踊りも足運びなど基本が確かで、元々子供が初めに習う曲なので、踊りの雰囲気とぴったり合うことも含めて、ものすごく良かった。次の女の子たちのレゴンも振りがはっきりしていて好印象。大人が踊るとちょっと過剰になってしまうんだな。「マヌック・ラワ」はゴージャスな金色の水鳥衣装で、パキパキっと踊った。音と合って気持ちがいい。

 

2019.8.4.(日)、2日目は都合により第3部だけ観た。休憩に入った頃に着いて、後方の椅子席を無事確保。ちょっと舞台は遠かったけど。桟敷席は人の出入りがあまりなかった。食べ物も一通りあった。

「レゴン・プングレブ」は青のシックな衣装がかっこいい大人の踊り。「トペン・トゥア~トペン・ダラム」は老人と高官(?)の仮面舞踊。今回はごく真面目に。「ウィラ・ルバノ」はコミカルな演目なのだが、途中で地震があって、観客の集中力が途切れてしまったのが残念だった。

というところで今年の阿佐ヶ谷バリ舞踊祭は終了。特別な御朱印も押していたようで、そちらも混んでいた。

過去の阿佐ヶ谷バリ舞踊祭の記事はカテゴリー:バリ舞踊(以下リンク)からどうぞ。

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