2019.12.7.(土)年末恒例の江東区文化センターホールでの「谷山浩子コンサート」にかたつむりと参加した感想。
谷山浩子のピアノ弾き語りによるソロコンサート。秋に全国を回っている「ソロライブツアー」と違うのは規模だけと思われるが、なぜかタイトルが違う。
猫森集会やソロライブツアーがご本人の体調不良でキャンセルになってしまった後だからか、客席は妙にハイテンション。ファンクラブ席と思しきあたりでは、「花さかニャンコ」用のネコジャラシも登場。ペンライトかと思った(笑)。
谷山浩子本人はものすごく神妙な感じというか硬いトークで登場。緊張してる?
歌は一曲目がちょっと緊張感のある「のらねこ」。元々ものすごくのびのびとした曲だけに不安を感じたりもしたが、喉は概ね良くなったらしい。
歌はその後は大丈夫だったが、ちょっと硬い感じかな?
どちらかというと、最後まで続いた(ドラマの話を除いて)硬いトークでうかがえる緊張ぶりが影響している気がした。こうやってみんなが気にするからだね。
この日の選曲テーマは「動物がそのままタイトルに入っている曲」。「卵」って動物かと思うだろうけどとトークで言っていたけれど、そう思って聞くと、「卵」という生き物の歌に聞こえるから不思議。
リクエスト4曲の後の休憩を挟んで、ソロツアーと同じ構成で、「花さかニャンコ」の合唱と、「ネムルル」+眠りに関する曲(この日は「催眠レインコート」)。
歌詞を覚えられない自分にも、「花さかニャンコ」はアニメの画像と一緒に歌詞が思い出されてくるので楽しい。一秒遅れるけど。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組に出たときの「猫はそんなに好きじゃない」的なコメントへの訂正があった。好きだけど、溺愛するほどじゃないってことらしい。「かわいいーっ」って感覚が分かったのは20代後半という話が面白かった。猫の歌は多いけどマニア感がないのが、すごく腑に落ちた。
照明は派手な動きはないものの、曲ごとに模様を使って環境ビデオのような光の流れを作っていて、美しかった。よく分からない模様もあったけど、「きつね」の曲のときの背景が好き。
次は「谷山浩子 ひとりでオールリクエスト180分」。真冬なので喉は無理されませんように。夏にコンサートツアーした方がいいんじゃないのかなあ。でも浩子さん、夏は嫌いなのか。
以下はセットリスト。