スターダスト☆レビュー 40周年ライブツアー「年中模索」~しばらくは、コール&ノーレスポンスで~
2021.2.28.(日)中野サンプラザ公演の2日目に参加した。
コロナとか豪雪とかで延期や中止が相次ぎ、チケットを取ったときにはほんとにやるのか半信半疑だった。参加できてほんとに良かった。
客席は一席おき。スペースがたっぷりあってすごく楽。傾斜があるところでは周りが立っても視野が確保できる。ほんとはこれくらいの間隔がいいのかな。
歌ったり大声を出したりするのは感染防止で禁止なので、それを設定に盛り込んだストーリー仕立てのショーだった。
ネタバレは申し訳ないので遠慮しておくが、細かいところまで盛りだくさんに詰め込まれていて、あれこれ語りたい!という気持ちが溢れてくる内容だった。
客席が歌えない分、手拍子で曲に参加するようになっていて、いつもは決まった手拍子がない曲にも手拍子のリードがあった。
これがまたリズムが変則だったりして難易度がやや高め。こういうのも楽しいね。
リラックスしすぎて、ついつい3回くらい声出して歌いそうになったけど(^^;
↓ J-LODliveのために製作されたダイジェスト映像 ↓ あ、参加した日だ!
ネタバレにならずにいいとこを切り出しててさすがうまいですねー。衣装が分かって嬉しい。
ここからうっすらとネタバレあり
アルバム「年中模索」を大々的にフィーチャーした選曲で、そこから7曲(多分)。
一つのアルバムからこんなにやっても単調にならないのは、やっぱりいいアルバムなんだなあという感想だった。
そんなセットリストなのだけど個人的には'80年代後半を思い起こすライブだった。
具体的に記憶を喚起する曲もあったし、コミカルな芝居仕立てのショーってその頃は必ずコーナーでやっていた気がする。探検隊とかボーさんの酋長とかあったかな?
ショーを作ったらやっぱりうまい。すっかり世界に呑み込まれた。
一番印象に残ったのは、災害といっていいだろうコロナ禍にいる心象に寄り添ってくれる演出。あれはすごい。よく考えてると思う。きれいだった。
40年を振り返る映像もあった。一つずつはじっくり見えないけど、曲と合わさってぐっと来た。自分が歌えないから曲がよく聞こえたように思う。思い出しても胸が熱くなる。
生ライブと配信は別のもの
そして生のホールコンサートも堪能した。
壁面も使って大きく映し出す照明。
アカペラがよく響く。歌声が一番直接届く気がする。
歌いながらなんでもこなしちゃう要さんのさりげないすごさもチェック。
遠くて細かいところは見えないけど、客席も含めて空間を楽しむのが生ライブだと思った。
来年まで1年以上続くツアー、途中でコロナが収まって過去のストーリーに変更なんてことになるといいな、と思う。
(中野サンプラザは2021年末頃にもう1回あるそうです)