波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

「esq 90 minutes Livestream 21/06」(配信)

esq三谷泰弘)の配信弾き語りライブ「esq 90 minutes Livestream 21/06」を2021.6.19.に観た。配信は前週からスタートしていて、20日まで見られる。

スタジオでピアノやキーボードの弾き語りを事前収録し、公園?で撮った解説などと合わせて編集した90分くらいの映像。

外の空気を感じさせる映像

配信ライブは4回目。うち2回はライブハウスのライブと同じセットリストで別に収録して配信したので、配信のみのライブは今回が3回目になる。

前回2020年5月の配信のみライブに比べると、映像がずっとこなれていてびっくりした。確かご自分で編集しているという話。

きれいな月の映像からスタート。高音の声の美しい響きと映像が調和して、「え??女性?」って思わず驚いてしまった。これはちょっとすごかった。

空や街、海外の映像など、シティポップを思わせるよそゆきの映像を挟みこんだり、演奏シーンを重ねたり。ライブの空気が外に広がった気がする。スタジオでの一人の弾き語り映像だと、どうしても見え方が限られるので。

ウォホールの版画風の彩色エフェクトとか、動画加工の世界をのぞいたようで面白かった。曲のイメージを固めすぎると、ちょっと映像いじりすぎって感じがしてしまうけれど。

緑がきれいで鳥の声がする公園?でのたっぷり解説も、外の空気がして良かった。特におうち時間が多い時期の配信だから、自然を感じさせるのはいいな。

演奏の映像では、手元や足元の演奏がよく見えるのが嬉しかった。チキチキという効果音とか間奏のコーラスとかを歌っている様子が見えるのもライブならでは。

初めてのカバー曲がたくさん

歌は(映像も)エコー強め。広がる感じの音がきれい。

ミドルテンポの少し明るい感じの曲が多く、キラキラした感じだった。

松田聖子への提供曲「ベルベット・フラワー」のセルフカバーが、ライブで初めてで、甘くて素敵。

洋楽カバー、スターダスト☆レビューのセルフカバーとも、初めて演奏を聴くカバー曲が多くて楽しかった。

先日のライブ配信で、山下達郎が無観客ライブでは集中力が必要と語っていたが、見る側も同様に集中力を保つのが生ライブより大変。

そういう意味で、たっぷりしたバラードを聞かせようとすると大変だろうと思った。ノリのいい曲の方が積極的に参加しやすくて、最後のブロックは画面の前ですごく盛り上がった。「Midnight Rainbow」に「It's A Party!」!

セットリストはこちら↓

esqlive.sblo.jp

これぞシティポップ

映像や選曲から感じる志向性が、つくづく今どきの「シティポップ」とぴったり同じという感想を持った。

これだけ日本のシティポップが世界でもてはやされているときに、新しく聞く機会がないのはすごくもったいない。数曲だけでもサブスク配信を強く希望する。

今年は3ヶ月ごとに配信ライブの予定とのことで、次回は2021年9月予定。ということは生ライブはない? 配信でも定期的にライブが見られるのは楽しみだ。