作:深津篤史、演出:空ノ驛舎、出演:橋本健司、森川万里、阪田愛子ほか
3/11(水)夜の回を観た。深津篤史が昨夏亡くなって、回顧のように岸田戯曲賞受賞作の上演だが、生前から企画されていたらしい。団地で起きた連続殺人事件を巡る濃厚なダイアローグ。誰が犯人でも不思議はなく、そして犯人は同一ではないらしい。理由もちゃんとしたものではない。人間関係の歪みが密集していたが、普通は殺すまでは至らないんだろう。人が生きることの訳分からなさ満載だった。ポストパフォーマンストークは佐藤信、生田萬、小堀純。なんだか懐かしい初演、再演の頃の話だった。