作:平田オリザ、演出:ベルギー王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル、出演:ミーケ・ヴェルデン、ギー・デルムル、ウィリー・トーマスほか
こまばアゴラ劇場国際演劇月間
9/11(木)ソワレを観た。ブリュッセルの劇団らしい。内容は平田オリザのサル研究物で、舞台が旧ベルギー領のコンゴ。ベルギー社会同様にオランダ語とフランス語が両方使われていて、人の出入りで言葉が変わるのが面白い。場の政治力で話す言語が変わるんだろうか。その点普段の青年団よりも構造的にくっきりしていた。演出は平田オリザパターンに、コミカルな感じが強調されていた。とはいえ字幕にくぎづけで役者をじっくりと見られないので、伝わりにくいかも。観た回はよく笑う若い学生が多く場が温まっていて好条件でした。
写真は名主の滝公園の女滝。昼間に行きました。滝が4つあり、薄暗く湿気のある水辺でした。