作:ニール・サイモン、上演台本・演出:三谷幸喜、出演:中谷美紀、浅利陽介、入江甚儀ほか
10/14(祝)夜の回を観た。パルコ劇場40周年記念公演で、三谷幸喜によるニール・サイモン作品の上演。三谷幸喜はニール・サイモン好きを公言しているので、ぴったりはまったシチュエーション・コメディー、かと思いきや、家族の人間ドラマだった。何故このチョイス。軽いタッチで家族の相克を描く。終わりの辺りの展開に作家の包容力を感じた。温かい終わり方とか場面が居間だけなこととかに三谷作品への影響が見て取れる。パルコ企画作品が続いたのでそろそろ新作が観たいです。