波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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スターダスト☆レビュー ツアー2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」野外編 with んなアホなホーンズ(配信)

2023.9.24.スターダスト☆レビュー夏のツアーの最終公演がWOWOWで生放送された。

題して、
スターダスト☆レビュー ツアー2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」野外編 with んなアホなホーンズ

会場は東京の日比谷野外大音楽堂。日比谷野音建て替えのため、現在の野音での最後のライブかもしれないのに、なんで東京在住なのに配信で(しかも見たのは9/30)見ているのだろう、という後悔はあるものの、チケットが売り切れてから気付いても遅い。

とっとり花回廊の感想はこちら。

namiuchigiwa.hatenablog.com

ダイジェスト映像も公開されました。いつもありがとうございます。

内容は2022年~2024年でやっている通年のホールコンサートとはまったく別で、ミニアルバム『ブギウギ ワンダー☆レビュー』の曲はなし。代わりに冒頭から「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」を続けて盛り上がった。

曲目はとっとりと2~3曲違うくらいかな? 記憶力が悪いので定かではないけれど曲を紹介するトークに概ね聞き覚えがあった。

テーマは祭。衣装が法被(はっぴ)で、スタッフの揃いの法被がかっこいい。

んなアホなホーンズ(トロンボーン前田大輔、トランペット:寺内茂、サックス:岡嶋直樹)がかなり出ずっぱりで存在感が大きかった。ホーンズが入ると曲も盛り上がるし、明るいステージングで楽しく、屋外ということも含めて開放感があるステージだった。

日比谷野外大音楽堂100周年のイベントの一つでもあったらしい。映像で、とっとり花回廊を思い出しながら見ると、官庁や霞ヶ関のビルに囲まれた緑と空に抜けていく音は、この会場ならではのものだと思った。

金持ちのコーナー(ゆっくり聞く曲)や、アコースティック、アカペラ、メンバーがそれぞれ歌うコーナーがあり、個人的には最初と最後の盛り上がり曲シリーズが楽しかった。メンバーが歌い回した「月光列車」や、踊って楽しかった「太陽の女神」など。

この日の生中継は4時間の放送時間が確保されていたらしく(あくまで念のため)、時間があるとのことでアンコールが1曲多かった。ラストはフジロックが楽しかったという話に乗せて「オラが鎮守の村祭り」。フジロックは断片的な映像やFM COCOLOの音源で勝手に参加した気分だったが、改めてフジロックの思い出を共有できたのはすごく良かったな。スタレビで盛り上がった夏だった。

画面の前で踊って歌って、すっかり運動にもなり大満足の3時間。一方で配信で音が聞きやすいからかVOHさんのコーラスの音の不在が気になった。んなアホなホーンズもコーラスやパーカッションも担当して大活躍だったし、事前に注意されてたのに気になってしまってごめんなさい。VOHさん早く戻ってきて改めて本編のホールツアー見たいなあ。

終演後の客席の映像に、その後の混み合う出口まで見えるようで、高校時代からいっぱい記憶の詰まった野音に感傷的な思いになった。

少し前の写真です。

日比谷野外大音楽堂(入口)

日比谷野外大音楽堂(内部)