波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

※当ブログでは商品等の表示にアフィリエイト(広告)プログラムを利用しています。

演劇

「シブヤデアイマショウ」シアターコクーン

「シブヤデアイマショウ」をシアターコクーンで観劇した。ミュージカルを中心に、歌や踊り、笑いなどで構成したショー。想像以上にミュージカル中心の大人のショーだった。ダンスや歌舞伎、ゲストによるステージなど、劇中のコーナーに見応えがあった。

「東京キャラバン in 埼玉」(配信)

「東京キャラバンin埼玉」を配信で見た。2019年秋の公演が台風で中止、2020年春にはコロナで中止になり、映像のみ期間限定公開となった。FUKAIPRODUCE羽衣が全面に出て、歌に乗せたコミカルなミュージカル仕立ての芝居だった。

文学座「昭和虞美人草」(配信)

文学座「昭和虞美人草」の文学座アトリエでの公演をライブ配信で観た。作:マキノノゾミ、演出:西川信廣、原作は夏目漱石の「虞美人草」。舞台を1970年代初めに移し、ロックに夢中な若者たちが中心の物語に翻案した。

SPAC-静岡県舞台芸術センター「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」(配信)

国際交流基金のプロジェクト"STAGE BEYOND BORDERS"で、SPACの「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」を無料配信で観た。映像化のために上演して作った映像作品。グリム童話の怖い話が浮遊感のあるキラキラした作品だった。

白石加代子『百物語』シリーズ アンコール公演第三弾 紀伊國屋サザンシアター

白石加代子『百物語』シリーズのアンコール公演第三弾を紀伊國屋サザンシアターで見た感想。作品は夢枕獏「ちょうちんが割れた話」筒井康隆「如菩薩団」半村良「箪笥」和田誠「おさる日記」の4つ。作品によってビジュアルまで違って見える語りの凄さを味わっ…

シス・カンパニー「23階の笑い」世田谷パブリックシアター

ニール・サイモン作、三谷幸喜演出「23階の笑い」を見た感想を書いた。喜劇作家の修行時代を描く作品は温かく楽しかった。世田谷パブリックシアターの感染対策のパーテーションにも注目。非常に快適だった。

「赤鬼」(配信)

野田秀樹作・演出の芝居「赤鬼」をYouTubeで見た。2020年夏に東京芸術劇場シアターイーストで上演された演劇の上演で、2020.11.30.まで無料公開されていた。

「女の一生」新橋演舞場

2020年11月、大竹しのぶ主演「女の一生」を見た。家出少女から50代になるまでの40年間を描く。明治末期から昭和20年までが舞台。時代はやや遠いが、別の角度から共感する部分があった。コロナ対応の新橋演舞場の状況もレポート。

『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』池袋西口公園野外劇場「GLOBAL RING THEATRE」

如月小春が約30年前に書いた『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』を池袋西口公園野外劇場「GLOBAL RING THEATRE」で見た感想。東京芸術祭2020のプログラムで、オリンピックとバブルを重ね合わせた作品だった。

白石加代子『百物語』シリーズ 「鉄道員(ぽっぽや)」(配信)

白石加代子『百物語』シリーズ 「鉄道員(ぽっぽや)」がユーチューブで10月30日まで無料配信されている。日本の怖い話を朗読というか一人芝居で演じる『百物語』。映画の高倉健がそこにいる古い駅舎を幻視するよう。感動のドラマだけどやっぱり怖い話だった…

「ストレンジシード静岡2020 the Park」(配信)

2020.9.21.(祝)&9.22.(祝)「ストレンジシード静岡2020 the Park」を配信で観た。 静岡の街中で大道芸のように演劇やダンスをする企画。今年は新型コロナウイルスのせいで5月は実施できず、秋にリアルと配信を組み合わせた形での開催となった。 私はオン…

「さるすべり~コロナノコロ~」(配信)

2020.8.8.「さるすべり~コロナノコロ~」の17時の回を配信で観た。座・高円寺1で上演されている舞台の生配信。 作:渡辺えり、共同演出・出演:渡辺えり・木野花。女々しき力プロジェクト序章。女の老いに焦点を当てた明るい舞台だった。

「大地(Social Distancing Version)」PARCO劇場

PARCO劇場の三谷幸喜作・演出の舞台「大地(Social Distancing Version)」を見た。劇場のウイルス対策に加え、舞台の上もソーシャル・ディスタンス。意外に自然だった。俳優についての芝居の内容の方は、ものすごくSTAY HOMEの現在のものだった。

「『未練の幽霊と怪物』の上演の幽霊」(配信)

「『未練の幽霊と怪物』の上演の幽霊」が中止(延期)になった公演のクリエーションの一部として配信された。作・演出:岡田利規、出演:森山未來、片桐はいり、七尾旅人ほか。Zoomの画面の外に舞台を作った演出が秀逸。現代の夢幻能と呼べる演劇映像作品だ…

白石加代子『百物語』シリーズ 「五郎八航空」(配信)

白石加代子『百物語』シリーズ 「五郎八航空」がユーチューブで無料配信されている。公開期間は未定。41分。日本の怖い話を朗読というか一人芝居で演じる『百物語』の人気作。演じ分けの凄さや爆笑とスリルが楽しい。と気楽に楽しんでいたらとんでもなかった…

「ヤルタ会談オンライン」(配信)

深田晃司監督の新作映画「ヤルタ会談オンライン」がデジタル映画祭の一部として無料配信された。青年団の演劇作品「ヤルタ会談」に少しだけ今の空気を入れたオンライン演劇の映像の映画だった。コロナの今見ると変わらない部分が面白い。

12人の優しい日本人を読む会「12人の優しい日本人」(配信)

2020.5.6.に生配信された「12人の優しい日本人」のZoomを使った読み合わせを観劇した。近藤芳正の呼びかけで東京サンシャインボーイズのメンバーが参加した。プラス吉田羊など。生配信の参加者が15000人!中身も本物の演劇の公演だった。

SPAC-静岡県舞台芸術センター「アンティゴネ~時を超える送り火~」(ビデオ)

SPACの「アンティゴネ」を限定無料配信で観た。2017年にアヴィニョン演劇祭で上演された舞台。駿府城公園で予定されていた公演が中止になり、その期間中に無料公開されている。関連企画もたくさんYouTube上にあって、公演を観に行くような気持の準備になった…

「東京ノート・インターナショナルバージョン」吉祥寺シアター

「東京ノート・インターナショナルバージョン」は、青年団の代表作の一つ「東京ノート」を7ヶ国の俳優で演じたバージョン。上演時間は約2時間。 舞台は東京で、内容もおぼろげな記憶によれば、ほとんど変わらない。 舞台上が見かけも言葉もそれぞれで華やか。

「泣くロミオと怒るジュリエット」シアターコクーン

泣くロミオと怒るジュリエット」を観た感想。 映画にもなった「焼肉ドラゴン」で知られる鄭義信の作・演出。 オールメール(全員男性キャスト)&関西弁の「ロミオとジュリエット」という芝居。 上演時間は休憩込み3時間20分。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「常陸坊海尊」KAAT神奈川芸術劇場 ホール

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「常陸坊海尊」を見た。作:秋元松代、演出:長塚圭史。白石加代子と中村ゆりの民話的な怖さはあまりにもはまり役。戦後の名作戯曲の意味するところを考察してみた。プレトークおすすめ。

「東京キャラバン in 岡山」(ライブ中継)

2019.12.8.「東京キャラバン in 岡山」の生配信を見た。リーディングアーティストは福原充則。旅先でその土地の人の短編物語を上演する「さんぴん」との合作らしい。 開催はこの日のみ、12時、14時、16時の3回。場所は倉敷物語館。

2019年「キレイ―神様と待ち合わせした女-」Bunkamuraシアターコクーン

2019年版「キレイ―神様と待ち合わせした女-」をシアターコクーンで観た。作・演出:松尾スズキ、音楽:伊藤ヨタロウ、出演:生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平ほか。禍々しいミュージカルだった。感想と上演時間、見切れの情報など。

「マハーバーラタ -ナラ王の冒険-」池袋西口公園 野外劇場

2019.11.23.(土)池袋西口公園野外劇場のこけら落としで上演された「マハーバーラタ-ナラ王の冒険-」の15:00開演の部を観た。演出は宮城聰。こけら落としにふさわしい祝祭感のある芝居だった。新しい劇場についても紹介。

NODA・MAP「『Q』: A Night At The Kabuki」東京芸術劇場プレイハウス

NODA・MAP『Q』はクイーンのアルバム「オペラ座の夜」の演劇性を演劇にした作品。実際に、全面的にアルバムの曲を使って世界観を展開した舞台だった。終演時間や当日券、本人確認などはちょっと注意がいることも。アルバムを聞いて作品を考えてみた。

「東京キャラバン in 富山」(ライブ中継)

2019年11月3日「東京キャラバン in 富山」を生配信で観た。リーディングアーティストは木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一と、ダンサー・振付の北尾亘の組み合わせで、2018年9月の「東京キャラバン in 高知」と同じく、鎮魂に焦点を当てた舞台だった。

「この道はいつか来た道」下北沢駅前劇場

2019.10.19.「この道はいつか来た道」を駅前劇場で観た。演出:鵜山仁、出演:金内喜久夫、平岩紙、舞台芸術学院出身の3人による上演。 作:別役実で、痛みを感じて死にたいとホスピスを抜け出してホームレスを始めた男女の話。これは道行きだと思った。

「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」世田谷パブリックシアター

2019年9月「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」のマチネを観た。三谷幸喜による、若きシャーロック・ホームズが探偵を始める頃の物語。「シャーロック・ホームズは〇〇だった!」という仮説と、兄との関係を軸に、ワトソンとの関係を描いている。

「絢爛とか爛漫とか」DDD青山クロスシアター

作:飯島早苗演出:鈴木裕美出演:安西慎太郎、鈴木勝大、川原一馬、加治将樹 この投稿をInstagramで見る 川原一馬 / KAZUMA KAWAHARAさん(@kazuma_kawahara)がシェアした投稿 - 2019年 6月月8日午前2時42分PDT 2019.9.5.(木)「絢爛とか爛漫とか」を友人と…

オフィス3○○「私の恋人」本多劇場

原作:上田岳弘脚本・演出・出演:渡辺えりミュージシャン:三枝伸太郎出演:小日向文世、のん、他 2019.9.5.(木)オフィス3○○「私の恋人」のマチネを観た。本多劇場のチケットは多分完売の状況。 ピアノ生演奏の音楽劇。歌と踊りが入るが歌は少な目で、ミ…